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採用活動の秘密兵器(月別: 2017年10月)
更新日:2017/10/31
実はコレ、当社の採用案内なんです。
株式会社スギタプリディアさんにご協力いただき作成しました。
当社で製造している六角ナットの形にこだわったデザインです。
一見すると、とても変わった形をしていますよね。
しかし、このよく分からないカタチを…
こんな風に折り進めていくと…
あら不思議。コンパクトになりました。
ちなみに、左がオモテ面で右がウラ面。
しかも上下を持って動かすと、一瞬で開いたり閉じたり。
中は、実際に働く人のインタビューや社長からのメッセージ、
イベント時の写真などを載せています。
この採用案内を通し、より多くの方に東和工業を知っていただき
共に働く仲間と出会える事を願います。
正しく恐れる。(月別: 2017年10月)
更新日:2017/10/20
線材と鋼線。
いずれも鉄鋼商品ではあるのですが、平たく言うと材料と製品。
製鋼所から出荷された前者が、加工メーカーによって後者となる。
少々一般の人には伝わりにくいかも知れませんが、業界においては
全くの別物なのです。例を挙げると、線材・バーインコイルから
ワイヤーロープが作られるといった具合ですが…分かるかな?
後者には、厳しい寸法公差や機械的性質を求められますが、
前者にはそれがありません。あるのは、成分データぐらいのものです。
板材や形鋼であれば、そのままの姿でエンドユーザーが使用します。
けれど、線材の場合は加工に用いられることを前提としており、
必要とされるスペックは最終製品に姿を変えた状態で定められます。
当社では、バーインコイルで仕入れた素材をホーマーナットという
最終製品にしますので、機械的性質はナットで保証する…というもの。
そして、話は例の事件へとジャンプします。
データ改ざんは確かに問題です。褒められた話ではありません。
けれど過剰に反応するのも、これまた慎むべき行動と言えます。
ことの次第を理解した上で、正しく対応することが必要なのです。
少々不謹慎かも知れませんが、私は福島の原発事故を思い出しました。
マイクロシーベルトという、耳慣れない言葉に日本中が右往左往。
毎日のように観測データが報じられ、計測機器を持ったマスコミが
ホットスポットを見つけたと騒ぎ立てる。正直、ウンザリしてました。
何日か後、ある人の発した言葉にとても共感したのを覚えています。
それが、今回のブログのタイトルです。
世の中に100%の安全はありません。
けれど、100点満点でないと0点…でもないはずです。
安全なことと危険なこと、出来ていることと出来ていないこと、
良いことと悪いことなどを正しく評価することが大切だと考えます。
起きていることを的確にとらえるからこそ、必要な措置がとれる。
それが「正しく恐れる」ことだと思うのです。
元々は、
「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、
正当にこわがることはなかなかむつかしい」
という言葉から生まれ出た表現で、本質を誤って伝えてしまうことも
懸念されていますが、この表現を全く知らないことの方が
私は大きなリスクだと考えています。
今後もことの次第によっては、当社の材料に影響が及ぶかも知れません。
正当にこわがることがむつかしいからこそ、
これからも適切な情報開示と、丁寧な説明に努めて参ります。
業界用語の「へぇー」。(月別: 2017年10月)
更新日:2017/10/20
最近、ある鉄鋼商社の人から教えてもらいました。
普段なにげに使っている言葉ですが、改めてその定義を説明せよ!
と言われると結構大変。自動車のト○タを例に表現しますと。。。
・支給品=ト○タが下請けメーカーに「支給する」材料。
・ヒモ付=製鋼メーカーからト○タに出荷する材料のうち、向け先(最終ユーザー)が
決まっているもの。
・プロパー=ト○タ集購以外の材料。製鋼メーカーから自社で材料を購入する場合に
用いる呼び方。
・店売り=鋼材問屋から購入する材料。ヒモが付いていないので、様々な向け先に
出荷されるのが特徴。
知ってる人には何てことのない業界用語ですが、
知ったかぶりで恥をかくのも格好悪いので
正しく身につけて、今後の仕事に役立てたいと思います。