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美学よりも媚学なのか…。
更新日:2025/07/21
辛抱堪らず、定例のブログ更新日より
10日あまり早い緊急投稿を致します。
「政権選択選挙」とは即ち衆院選のこと
…というのが、これまでの認識でした。
解散に伴って民意を反映し、なおかつ
(定数は参議院の2倍弱ある衆議院で)
与野党の勢力図が大きく塗り替えられ、
総理大臣の首班指名にも影響を及ぼす。
当選を果たした議員は「代議士」ですし、
「総選挙」と称される所以と思われます。
それが、何ゆえ参院選で「政権選択?」
既に少数与党に陥落した自公政権ゆえ
衆議院では一部野党の協力を取り付け、
かろうじて(首の皮一枚で)「多数派」を
維持出来ているのに過ぎなかったから。
この与党の不安定さを各野党は大歓迎。
もっと言うなら、石破政権存続の方が
参院選をラクに戦える。そう思ったと
断言したとて誰も異論はないでしょう。
それぐらい、現与党は国民を愚弄した
政権担当能力のない議員を要職に配し、
内閣および党の運営を行っていました。
哀しいほどに、石破政権は真の能無し。
今回はそんな環境下での選挙戦でした。
「参院選の目標は50議席」とは総理の弁。
普通、リーダーならば高い目標を掲げ、
組織全体の士気を高揚させるものです。
結果が出なかったら責任を取る覚悟で。
参議院は6年任期ながら3年ごとに改選。
今回争われた議席の過半数である63を
与党勝敗ラインとするならまだ分かる。
けれど、非改選と合わせての過半数?
それって、直近の民意じゃありません。
しかも、3年前って安倍元総理が銃弾に
倒れた「あの参院選」で得た結果のハズ。
弔い合戦での同情票で圧勝した75議席。
それに乗っかる形で勝敗目標設定って…
一体、どこまで安倍さんに甘えるんだ?
昨年秋の衆院選では、既に終わってた
不記載問題をわざわざムシ返した上に、
政敵でもあった安倍元総理のお仲間を
悉く「裏金議員」認定。公認しなかった。
少数与党の辛酸をなめても政権運営は
可能と踏んだようですが、現実は残酷。
まったく総理の器じゃなかったのです。
元来内部から身内に弓を引くばかりで、
当事者意識が乏しく、党内野党に終始。
マスコミが重用するせいか、煽られて
自身も国民人気があるものと過大評価。
何も準備もしないまま総理の座に就き、
この酷い状況を作ってしまったのです。
世論に敏感なら修正も考えるだろうし、
守りたい国柄、成し遂げたい政治的な
使命があり、身を粉にして働くぐらい
志が高ければ、空気を読まず突き進む。
ヤバい奴と言われようとも共感される。
それが真の政治家ってもんでしょう。
けれどゲルはそんなタマじゃなかった。
(マスコミの過剰なアゲが怪し過ぎて)
気がつく人には気づかれてましたが…。
ダメな政権にはノーをつきつけたい!
総理には退陣、そして内閣は総辞職。
そう思わせるのは選挙しかないのです。
勝敗ラインが改選過半数の63議席で
あるならまだ立て直しは可能でした。
けれど、掲げた目標はあまりに低く、
退陣の要件が与党惨敗であったのに、
現状を憂う国民はそっちを選択した。
壊滅的な酷いボロ負けになろうとも…。
お仕置きに
据えたお灸で
焼け野原
この先、しばらくは本当に大変です。
「弘法筆を選ばず」とは言うものの、
出来ることならば良い筆を選びたい。
有能なリーダーでも結果を出すには、
天の時、地の利、人の和が不可欠で、
条件が揃わないなら実現は困難です。
昨年の総裁選では党員投票の結果を
覆した国会議員票で選出されたゲル。
能力差の結果ならまだしも、対抗を
「右過ぎる女は連立友党が嫌う」と
(裏から糸を引いてたらしい前総理の)
腐す笛が鳴るだの鳴らなかっただの
噂されても、結果的に選挙が苦手な
議員は組織的応援が剥落することを
懼れて間違った選択をしてしまった。
この日本をどう導いていくかよりも、
自分の選挙が有利に運ぶこと優先で。
本選挙戦の終盤には弱気が出たのか
「45議席取れりゃいい方だろうよ」と
決戦を前に目標を下方修正する始末。
負け方マネジメントに逃げる姑息さ。
こんなリーダーに誰がついていく?
財務省の嫌がる政策には手を付けず、
隣国に強く臨む姿勢すら見せれない。
国益を守ることは国民を守ること!
一体、誰のために政治をしてるんだ?
昨秋の衆院選、今年春の東京都議選、
そして、昨日の参院選で三連続惨敗。
スリーアウトでチェンジになるのは
野球に限ったことではないはずです。
激甘な目標すらクリアできないのに、
敗北が分かってもまだ最多の票数を
得られているとの詭弁を弄する始末。
「比較第一党として信認された」など、
ボロ負けながらKYにもほどがある!
民主主義の最大イベントは選挙です。
「丁寧に慎重に」などと言うクセに、
その結果を真摯に受容できぬのなら、
もはや人のなせる業とは思えません。
見た目の通り、両生類の所行かも?
https://www.youtube.com/shorts/rPMswseHAYQ
(“石原 石破 対談”で検索した動画)
JAPANの逸話さんyoutubeから引用
背景には表面に見えているものより
もっと深いところにドス黒く胸糞な
(為政者への振り付けを指導してる)
何物かが見え隠れする気がします。
闘わない総理どころか獅子身中の虫。
こんな大馬鹿者を誰が選んだんだ?
「日本人ファースト」が支持されて
著しく議席を増やした党があります。
「重鎮」と称さるジジイがのさばる
自民党を見限ったコアな支持者らが
乗り換えたものとの見方が有力です。
「説明が足りなかった」とかでなく、
やってることが大間違いなんだから。
TikTokに落ちてた動画が秀逸過ぎる!
https://www.tiktok.com/@sengoku6969/video/7506082866061708562
(戦国6969さんによる投稿から引用)
シナリオ以外はAIらしいのですが、
これだけ有能なら政治もAI任せに?
加齢とともに、柔軟さや瞬発力は
否応なく衰えてしまうものですし、
私自身が実感してるので確かかと。
候補者の資質より、有権者の民度が
高いことを示したものの後味が悪い
参議院選挙でした。今後の注目点は、
80年目を迎える終戦記念日への対応。
無能な総理が戦後80年談話の発出を
諦めるのなら、それが唯一の僥倖で、
何としてもそうさせねばなりません。
「石破氏を叩きすぎて壊す」勢いで。
敗北したことを認識できないゲルへ
「お呼びでない」と知らせるために。
両生類の雄たるオオサンショウウオ。
別名のハンザキは、半分にされても
生きているという言い伝えからとか。
再生長寿のシンボルなら歓迎ですが、
日本人は「敗者の美学」を尊びますし、
媚びる政治家には期待しませんから。
~おまけ~
Our future depends on his ideas and abilities.
He continues his long contemplations for us.
Can we hold out until the answer comes?
私たちの未来は彼の考えと能力にかかっています。
彼は私たちのために長い思索を続けています。
答えが出るまで私たちは耐えられるでしょうか?