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人類はみな兄弟か?

更新日:2026/03/01

人類は麺類である…
そんな理念で展開するラーメン店を
(大阪近郊にお住まいだとすれば)
訪れた人もいらっしゃるでしょう。
 
 
 
寒いときに食べる鍋焼きうどんや、
暑い時季の素麺に冷や麦、吸い物の
代用にもなるカップ麺&にゅうめん、
皿うどん、冷やし中華、ちゃんぽん、
引っ越しや年越しに頂くお蕎麦など。
いずれも日本人には身近な存在です。
 
流石にK国の辛ラーメンや台湾発の
まぜそばは辛さ的にも厳しいですが、
蒙古タン麺や刀削麺なら看板を見て
ついつい店に吸い込まれてしまう…
どうにも不思議な魅力がありますね。
 
今年の春節期間もあと数日ですが、
中華文化圏からのみならず日本には
多くの外国人がお越しになりますし、
観光地以外でもその姿を散見します。
中には超セレブがお忍びで来日して
人気店舗の列にシレっと並んで食す。
それほど日本のラーメン店は大人気。
 
 
 
「メシの力」を侮ってはいけない…
 
これはビジネス上の「つきあい」が
どれほど大切かを説いた言葉ですが、
ワールドワイドでもソフトパワーは
実に思いがけない威力を発揮します。
 
トーマス・フリードマンが提唱した
「マクドナルド理論」もその一例で
「黄金のM型アーチ理論」としても
広く知られるところ。彼が著した
『レクサスとオリーブの木』にも
記述されてます。根拠は不明ながら
 
  
 
マクドナルドがある国同士は戦争を
しないと聞いたら何となくそうかも?
と思わなくもありません。ある程度
経済が発展していて、中間層が厚く、
グローバル経済に組み込まれている。
つまり、戦争はコスト的に合わない
そういう仮説です。子どもの頃から
同じようなものを食べて育ったなら、
感覚的にも似通った嗜好を醸成して
(国家間はともかく個人同士では)
対立しにくくなるのやも知れません。
 
ミラノ・コルティナオリンピックは
先日閉幕したばかり。雪氷を溶かす
ほどの熱戦、獲得したメダル云々で
騒がしいですが、一番印象深いのは
フィギュア選手同士の親密さでした。
日本チームは勿論のこと競い合った
他国も含めてです。坂本花織選手が
自撮りで写した集合写真は、まさに
その象徴と言えるでしょう。中には
主役級の活躍をした選手が、あえて
控えめに写ろうと配慮する姿まで…
 
 
 
幼少期より同じような環境で過ごし、
共に鍛錬し、似た食事を摂取して、
映画や音楽、漫画やゲームに興じ、
価値観を育くむ。出生地や人種や
国籍は異なっても仲間意識が高い?
米国のアンバー・グレン姐さんは
その最たるものではないでしょうか。
 
だからというべきか…横槍が入る。
 
元ロシアコーチのタチアナ氏曰く
「今回の五輪は私がこれまでの
 人生で見てきたどの大会よりも
 レベルが低かった」と悪辣酷評。
 
国家ぐるみのドーピングが発覚し、
ロシアという立場では参加できず、
ROCなるペテンを駆使した挙句に、
今回は戦争加害国ゆえ排斥される。
「お前らホンマどの口が言う?」
と罵りたいが、ロシア勢の不在は
民主主義国には殊のほか喜ばしい。
 
前回の北京五輪では女子選手でも
4回転ジャンプが珍しくなくなり、
下馬評で優勝候補筆頭のワリエワ、
それに続く実力者シェルバコワ、
そしてジャンプの女王トゥルソワ。
 
 
 
三羽烏の牙城は難攻不落とされ、
4位に沈んだワリエワを上回って
日本人スケーターが銅メダルに
届いたのは奇跡的なことでした。
 
そして…
 
オリンピックが終わり次に控える
パラリンピックとの間にロシアが
ウクライナへ向け軍事攻撃を断行
 
実はこの2か国にはその時点まで
マクドナルドが存在していました。
 
前述の「黄金のM型アーチ理論」、
実際には1998年のコソボ紛争と
2008年のロシア・グルジア戦争
(別名:南オセチア紛争)によって
論理破綻してましたし、2022年に
始まり今なお続く戦いにおいても、
根拠がないことは明らかでしょう。
 
ただ、私にはこうも思えるのです。
戦争を完全には防げないにしても、
価値観を共有する仲間との協力は
極めて大切なんじゃないのかと…。
 
 
 
開会式同様、閉会式でも開催国の
旗を振りながら歩いた日本選手団。
「日本らしい」と実に評判がいい。
相手が喜びそうなことを自然体で
やってしまう国民性は大きな強み。
他国からユニークで特別な国だと
不思議がられるのは我々にとって
アドバンテージでしかありません。
 
これまでアメリカ一辺倒であった
安全保障環境は「もう無理!」と
アメリカが白状して以降様変わり。
 
 
 
Quad(クアッド)とも表現される
日米豪印戦略対話に加え、日本の
防衛装備品を移転するフィリピン、
移転協議を進めているベトナムに
インドネシア、そしてマレーシア。
お隣韓国とは微妙な関係ながらも
「大人の対応」で協働しています。
実際、中露北がヤバ過ぎるから…。
連中は明々白々ランドパワーの国。
 
そして今後は次世代戦闘機開発へ。
日英伊の共同開発プロジェクトで
2035年ごろの配備を進めています。
F-35が万能型の多用途機とはいえ、
現行F-2の退役以降は数が足りず、
制空や長距離防衛を担うためには
新型戦闘機が必要不可欠なのです。
特に、日本のような島嶼国家では。
 
 
 
イギリスやイタリアだけではなく、
シーパワーの国にはそれに応じた
装備品を配備せねばなりません。
島嶼国の需要はきっとあるハズ!
(なので価格次第で多分売れる)
価値観外交を通じて仲間を増やし、
コストダウンを図れれば尚よし!
 
皇室と英王室との関係は特別です。
(労働党のスターマー首相率いる)
現政権が中国寄りになってるのが
少々気がかりながら、歴史的には
日本とのつながりも深く、海軍は
海上自衛隊と「準同盟」に達する
軍事訓練を共同で行うほどの間柄。
 
一方、イタリアとも近年飛躍的に
親密な関係へと歩みつつあります。
往時の枢軸国、日独伊三国同盟で
連合国に屈して以降、しばらくは
距離を置いたものの、ここ数年で
意外と相性いいかも?と急接近。
いくつか共通点を挙げてみますと、
 
 
 
・古代からの文明を持つ
・国土面積がそこそこ大きい
 (30万平方km以上)
・半島や島嶼を多く含む地形
・国民の多くは比較的小柄
・工芸品全般への感度が高い
・「食は文化」という価値観
・G7メンバーであり、かつ、
 現在は女性首相が国を率いる
 (極右ではない普通の保守)
・ヤクザ&マフィアが各々暗躍? 
 
ぐらいは簡単に出てきます。実際、
2025大阪・関西万博での展示品が
極めて高い人気を博したことや、
その10年前の2015ミラノ万博では
日本館が当地で9時間待ちとなり
天ぷらそば目当ての客が殺到して
金賞パビリオンの栄に浴したこと、
G7の中ではトランプ大統領にも
両国とも比較的近い立ち位置で
自由な発言が許される?ことなど
将来見通しにも明るい材料です。
 
 
 
LGBTQ強めで「汚フランス」五輪と
揶揄された2024年パリ大会に対し、
2026年ミラノ・コルティナ大会は
ロシアから国籍を変更した選手や
自身の出生が代理出産であるなど、
多様性に対する寛容さをもう一段
シフトアップさせた感があるのは
正直言うと残念なところですが…。
 
それでも戦争をするより全然マシ。
争うならフェアプレーを第一に、
ルールに則って競ってもらいたい。
オリンピックはその目的がゆえに
始められたものなのですから…。
 
 
 
日伊関係は今年で国交樹立160年。
面食いならぬ麺食い同士ですし、
細くても長く付き合いたいですね。
 
人類は皆兄弟。
そうは言っても、権威主義国家や
共産主義国とは距離が必要かと。
 
4年以上戦争を継続するのは困難。
そのことは歴史が物語っています。
戦時経済への全振りは通常経済が
立ち行かなくなる危険があるから。
 
 
 
パラリンピックまであと数日、
ゆめゆめ不毛な軍事的行動など
新たに引き起こすことなかれ。

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