東和工業株式会社東和工業株式会社

ブログ

お隣さん。

更新日:2019/06/17

先週末、業界団体の集まりで台湾へ行ってました。
ホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃を受けた最中です。


米中の貿易戦争やら、香港でのデモやらでキナ臭い雰囲気。
大阪の玄関口である関空でもG20を控えているせいか
いつもより警備の人数が多く物々しいように感じました。

そもそも、日本が国境を接する隣国って何カ国あるのでしょう?

日本は島国なのでイメージしにくいですが7つあるそうです。
西から順に時計回りでたどると、中国、韓国、北朝鮮、ロシア、
アメリカ、フィリピン、そして台湾。

1つの中国という考えを尊重してか
台湾を国とは呼ばずに地域と位置付ける。
そんな「配慮」が一部にはあるようですが、
台湾は独立した「国」だと私は認識しています。

独自の法律があり、通貨があり、
選挙によって国家元首が選ばれる。

法を守らなかったり、通貨を偽造したり、
一党独裁の政権が長年好き放題に振る舞う。
どちらが「国」として正しいかは明らかです。

最近では台湾も中国に対する強硬姿勢を見せています。
海洋進出の野望に熱をあげる中国への牽制とも
とられますが、その背景にはアメリカとの関係強化が
きっとあるのでしょう。最近では韓国があっち側へ
行ってしまったのでアメリカも、そして日本も
同盟関係を見直すべき時期に来ている…
そんな気がしています。

現地の台湾人に中国への印象についても質問しました。
結論。全くもって良いイメージを抱いてませんでした。
全然違うし、一緒にされたくない。それほどの勢いです。

日本人の感覚からすると、日本と中国の間にある台湾。
中華民国という名称も、話す言葉や食事などの文化も、
中国本土のそれと概ね同じように思いがちですが、
実は日本との(物理的なものでない)距離の方が近いのだとか。

事実、台湾は九州より一回り小さいぐらいの島で、
人口は日本のおよそ5分の1ほどらしいのですが、
年間の観光客の人数は日本から台湾へは約200万人。
その逆はなんと400万人にもおよぶのだそう。
いかに親日国なのかが分かります。

本当は、日本は海に囲まれた資源豊かな国です。

国土面積こそ平凡ながらも、国土とEEZ(排他的経済水域)を
合算した面積順位は世界第9位。海岸線の総延長は同第6位。

EEZの下にある海水の容積では同第4位です。

まさに伸びしろいっぱいの将来が楽しみな国です。
だからこそ、隣国がちょっかいを出してくるのでしょう。

残念ながら、いかに頑張ってもお隣さんだけは選べません。
出来れば仲良くしたいけど、話の通じない隣人とは
仲良く出来ません。遠方の知人でもウマの合う人の方が
よほど一緒にいて楽しい。国同士の関係も同じだと思います。


フィリピン、インドネシア、タイ、パラオ、シンガポール、

ミャンマー、ベトナム、モンゴル、パキスタン、ブータン、

フィンランド、マレーシア、マケドニア、ウズベキスタン、

インド、モロッコ、エジプト、トルコ、台湾、ブラジル、

イラン、カンボジア、ポーランド、イスラエルなどなど。

中にはちょっと遠くてイメージしにくい国もあるけれど、
おつき合いするのなら、親日の国を選びたいものです。


反日国家は、「お前のこと嫌い」と絡んでくる隣人と同じ。

しかも、有害物質やゴミが空気や水とともに流れてくる。
単にお隣さんだからといって、仲良く出来ないのは
至極当たり前のことでないでしょうか。

個人宅のように、引っ越せないのが悩ましいところ。

日本はとても恵まれた素晴らしい国だと思いますが、

この一点だけは、恵まれませんでした。残念ながら。

東和工業地図
TOPへ

copyright© towa-kogyo Co.,Ltd. All rights reserved.