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温暖と沸騰。

更新日:2023/08/01

今日から、いよいよ8月です。
毎年、夏は暑いものですが今年は…。
 
猛暑、烈暑、大暑、激暑、炎暑。
その上は、いよいよ極暑でしょうか。
肌感覚としても「暑い」より「熱い」。
そうお感じの人も多いんじゃないかな。
 
         
 
ここで出てくるのは定番のフレーズ。
「今すぐストップ、地球温暖化!」
 
二酸化炭素などの温室効果によって
地球の熱が大気の外へ逃げなくなる。
それゆえ、化石燃料の使用を控え、
「地球にやさしい」生活を心掛ける。
アレな人たちが多用する常套句です。
 
そのくせ、人やモノの移動を活発化。
化石燃料よりも電気エネルギーを!
暑いときは命を守るために空調を!
って、ヘンなこと言ってますよね。
 
 
 
いくら人間が経済活動を制限しても、
その量なんてほんの僅か。ひとたび
火山が噴火したらどれだけの物質が
放出されるかを考えたら分かるはず。
 
とはいえ、こう言う人はいますよね。
「昔は今ほど暑くなかった。なので、
 間違いなく温暖化してるハズだ!」

…たしかに。そうかも知れません。
 
実際に、大昔は現在よりも海水面が
100メートル以上も低く、近隣国との
往来が比較的容易であったそうです。
その反面、赤道付近以外は雪と氷に
閉ざされていたため、現在のように
簡単に行き来できなかっただろうと
様々な研究から分かってきています。
 
そうはいっても、今から約千年前。
日本の平安時代は暖かかったらしい。
 
 
 
当時の建築や絵画が物語るように、
神殿造や書院造は外周の回廊部分が
フルオープンですし、それと部屋を
隔てるものは紙一枚。冬の寒さより
夏を快適に過ごすことが優先なのね。
そう考える方が自然だと思います。
足元も基本的に裸足。後の時代では
足袋を履くようになりますが、単に
実用的な足袋が発明されてなかった…
というよりはその必要がなかったと
いうことなのでしょう。現代人でも
さすがに夏以外は靴下履きますしね。
それだけ温暖だったことの証左です。
 
さて。学校の授業で習ったでしょうか。
地球を学ぶ中で氷河期という時代を。
その逆の期間を何と呼んでましたか。
温暖期とは言いませんね。間氷期です。
 
この事実から分かるのは、氷河期と
間氷期は交互に訪れるということ。
それは、太陽の周りを公転している
地球の運動によるものであること。
 
 
 
天体同士の関係によって決まるなら、
人間ごときの行動でどうこうできる
ものではないこと。そして現在は
氷河期に挟まれる間氷期で、その先に
新しい氷河期が待っている…みたい。
 
今年は確かに暑いです。けれど、
それでも平安時代には届かない。
電気のなかった時代ゆえ、空調も
ヒートアイランド現象もなかった。
そう考えると現代の方が厳しいかも?
 
と思いきや、日本のような島国では
簡単に冷やすことが出来そうです。
仮に台風ほどの規模ではなくとも、
低気圧が1個通れば涼しくなると
我々は何となく知ってますから。
 
 
 
つまり、日本周辺の海水温が熱い。
そのため日本列島も暑いという理屈。
ぶっちゃけ、温められている層は
厚いものではありません。海面から
数メートル下に潜れば非常に冷たい。
この事実は我々の海水浴経験からも
明らかだと思います。さらに潜ると
海水の温度はある値に近づきます。
それが摂氏4度。すなわち、水という
物質が最も高密度となる温度であり、
比重を定める基準となっています。
 
先ごろ、国連の事務総長が言いました。
「地球温暖化の時代は終わった。
地球沸騰化の時代が到来した」のだと。
 
今年7月の世界平均気温が16.95℃。
(あくまで、7月23日時点の速報値)
観測史上最高とのことらしいですが、
こんな温度でカップ麺は作れませんよ。
暑いのは分かるけど、赤道近くの
高温度帯で空調を猛烈稼働させれば、
外の気温が高くなるのは当たり前。
 
 
 
国連の目的(国連憲章第1条)には
国際の平和及び安全を維持すること
記されているので、地球沸騰化とか
無責任な言葉で煽るよりは、各国に
積極的な対応を働きかけてもらいたい。
特に赤道付近の熱帯地域は常夏です。
年中エアコンを使用する前提なので、
ますます暑くなるのは当たり前。
利用自体に制限をかける。或いは、
料金と税の組み合わせで節電を促す。
それぐらいは提案してもいいでしょう。
 
じゃあ、日本ではどうするのか?
幸いなことに我が日本は島国です。
周りを海に囲まれて、しかもドン深。
大型ポンプで深い場所の海水を表層へ。
この単純な仕掛けをあちこちに作れば、
あっという間に日本は冷却されますよ。
 
「地球温暖化対策」のために多額の
研究費がつぎ込まれてますけど、多分、
格段に安価で実現できることでしょう。
(それを承知の研究者は反発必至か?)
 
いくら温室効果ガスのせいで気温が
上がったとしても、海水の深層まで
加熱することは容易ではありません。
風呂場の気温をいくら上げてみても
(仮に石油ストーブを持ち込んでも)
風呂の水はせいぜい生ぬるくなるだけ。
 
 
 
それもほんの表層部分のみでしょう。
けれど、風呂の水をお湯にすれば、
風呂場の気温も暖まります。我々は
日常的に経験しているし、学校でも
比熱を学習して知っていることです!
 
人は何のために勉強するのでしょう?
 
・親に怒られないため。
・いい学校へ進学するため。
・いい会社へ就職するため。
・そして沢山オカネを稼ぐため。
どれも間違いではなさそうですが、
私が思うのは、少しばかり違います。
悪い奴らに騙されないため。つまり、
バカなままだと損しますよってこと。
 
温暖化の問題のみならず科学的根拠に
基づく評価がされているとは考えにくい。
3年余をフイにしたコロナ禍もそうですし、
最近では原発処理水の放出も同じ雲行き。
トリチウム水の評価は難しいのですが、
日本が出す22兆ベクレルは予想最大値。
韓国は毎年1つの原発でその2倍量を、
中国も同様に1つの原発で4~5倍を、
フランスの再処理施設に至っては、
1京1400兆ベクレルと、もはや何倍かも
分からないほどの量を毎年放出してます。
 
 
 
けれど、何も問題は表面化してません。
日本の放出に対して、海流の関係から
アメリカが文句を言うならまだ分かる。
けど、「琵琶湖に目薬」ポタポタポタ。
それを、湖の対岸で検出できますかね?
みたいな話ですよ。ましてや、それが
日本の東の隣国にまで巡って行くなど
因縁であり、疑う余地のない嫌がらせ。
そもそも、そういう「有害」処理水を
隣国は当たり前のように垂れ流してる。
日本海への放出は(海流的に)迷惑千万!
黄砂だって毎年飛んできてるっつーの。
 
 
 
余分にかかる洗車費用を請求したって
バチは当たらないでしょうに。いくら、
「近隣諸国条項」があるからといって、
何をやっても許される道理はないハズ。
日本はもっと、科学的根拠に基づいて
堂々と言うべきことを発信しなきゃ!
 
今一度、何のために勉強したのか?
それを考える冷静さが必要でしょう。
 
こう暑いとアタマも回りませんから、
正しい答えを速やかに導き出せるよう
日本だけでもクールダウンしましょう!
global warming 改め global boiling。
温暖化を攪拌作用によって上書きする。
 
 
 
ポンプや送気で海水を循環させれば、
列島は涼しくなり、経済は温(暖)まる。
世界中がこの問題に右往左往する中、
日本が一人勝ちすることを願います。

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