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国の宝。(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/11/20
そうだ 京都、行こう。
年配の人だったら覚えがあるでしょうか?
かつて、JRがCMで多用していたフレーズです。
先日、どういう訳か思いたって行ってきました。
その理由が、今回のタイトル。
国宝って、まんま国の宝ですよね。
重要文化財とはどう違うんだろ?
と思って、少し調べました。
いずれも有形文化財には違いないけれど、
重要なものとして指定されたのが重文。
中でも特に価値の高いものが国宝。
だそうです。
分かったような…分からんような。。。
けれど、今回のは展示品の全てが国宝。
教科書で見慣れた実物が目の前にある幸せ!
(あくまでレプリカではないという前提です。)
もうそれだけで、さぶイボ出ますねー。
開催期間は残り僅かです。
混雑必至でも一見の価値アリ!
正しく恐れる。(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/10/20
線材と鋼線。
いずれも鉄鋼商品ではあるのですが、平たく言うと材料と製品。
製鋼所から出荷された前者が、加工メーカーによって後者となる。
少々一般の人には伝わりにくいかも知れませんが、業界においては
全くの別物なのです。例を挙げると、線材・バーインコイルから
ワイヤーロープが作られるといった具合ですが…分かるかな?
後者には、厳しい寸法公差や機械的性質を求められますが、
前者にはそれがありません。あるのは、成分データぐらいのものです。
板材や形鋼であれば、そのままの姿でエンドユーザーが使用します。
けれど、線材の場合は加工に用いられることを前提としており、
必要とされるスペックは最終製品に姿を変えた状態で定められます。
当社では、バーインコイルで仕入れた素材をホーマーナットという
最終製品にしますので、機械的性質はナットで保証する…というもの。
そして、話は例の事件へとジャンプします。
データ改ざんは確かに問題です。褒められた話ではありません。
けれど過剰に反応するのも、これまた慎むべき行動と言えます。
ことの次第を理解した上で、正しく対応することが必要なのです。
少々不謹慎かも知れませんが、私は福島の原発事故を思い出しました。
マイクロシーベルトという、耳慣れない言葉に日本中が右往左往。
毎日のように観測データが報じられ、計測機器を持ったマスコミが
ホットスポットを見つけたと騒ぎ立てる。正直、ウンザリしてました。
何日か後、ある人の発した言葉にとても共感したのを覚えています。
それが、今回のブログのタイトルです。
世の中に100%の安全はありません。
けれど、100点満点でないと0点…でもないはずです。
安全なことと危険なこと、出来ていることと出来ていないこと、
良いことと悪いことなどを正しく評価することが大切だと考えます。
起きていることを的確にとらえるからこそ、必要な措置がとれる。
それが「正しく恐れる」ことだと思うのです。
元々は、
「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、
正当にこわがることはなかなかむつかしい」
という言葉から生まれ出た表現で、本質を誤って伝えてしまうことも
懸念されていますが、この表現を全く知らないことの方が
私は大きなリスクだと考えています。
今後もことの次第によっては、当社の材料に影響が及ぶかも知れません。
正当にこわがることがむつかしいからこそ、
これからも適切な情報開示と、丁寧な説明に努めて参ります。
「戦争と平和」。(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/09/22
ここ最近、急に物騒な世の中になってきた気がします。
先日も早朝の関空で、ミサイル発射の警報に戦慄が走りました。
「えー、マジかいな。飛行機ちゃんと飛ぶやろか?」
私もどうやら、平和ボケ国民の1人のようです。
そのとき、たまたま鞄に入れていたのがこの一冊。
戦後の日本で最も売れた小説を書いた作家の新刊です。
日本人は戦争に向いていない…という切り口が斬新でした。
けれど、そうは言っても相手さんのある話。
物騒な輩が自宅周辺をさまよっているなら
フツー、自分の家に鍵ぐらい掛けますよね。
当然ながら、争うことは本意ではありませんが、
何もしないと争わずして奪われることもまた現実。
そういうことが、とても分かりやすく書かれてました。
そして、真実を報じない既存メディアの闇も。。。
私自身、あまり右寄りだと意識したことはないのですが、
商売がねじ屋なので、左に回すとゆるむんじゃないか…
つまり、全体としてバカになるんじゃないかと
思ってしまうのです。う~む。
職業柄ということで…何とぞご容赦下さい。
「うぬぼれ」中。(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/08/18
私事ながら、ここ最近たて続けに弊社の記事を取り上げて頂く機会に恵まれています。
特に大したことはしていないので、たまたまかも知れませんが、素直に嬉しいものです。
焼鳥で有名な、○貴族さんでは営業している状態を「うぬぼれ中」と表現するのだとか。
たかが焼鳥、されど焼鳥。焼鳥の事業を通じて、世の中を明るくする。
そんな「うぬぼれ」を毎日持ち続けよう
という理念から来ているそうですが、とてもいい話だなと共感します。
私どもは、たかがナット屋、されどナット屋。
ナットの事業を通じて、社員と共に成長して世の中の役に立つ。
今はまだ道半ばかも知れません。
けれど、日々の仕事を通じ社員と共に会社が成長して、
ときどきでも出版物に掲載されることはとても励みになります。
自社の取り組みが間違っていないと認められたようで安心します。
また、そんな風に自分たちのあるべき姿へ近づいていく社員に
感謝すると共に、彼らのことを頼もしく そして誇りに思います。
転ばぬ先の杖。(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/07/24
このコトバの意味は言うまでもなく、
「失敗しないように、前から用心をしておくことのたとえ」
なのですが、先日そのことをつくづく実感しました。
こんなマークを見たことはあるでしょうか?
実はコレ、端末のありかを教えてくれる有難いサービス。
ご存じの方も大勢いらっしゃるでしょうが、実際問題
活用されたケースはそう多くないと思います。
正直、私もその1人でした。先週までは。。。
こういう↓端末を片手に、
こういう↓乗り物に乗っていたのですが、
降車駅で何を慌てたのか、端末を持たずに車外へ。
気がついた時には既に遅し。もはや手遅れ。
今生の別れのように思えました。
けれど、ふと思い出したのです。このサービスを。
まだ生きてるやろか? と職場のPCからアクセスしたら…
ありました! しかもバッテリーの残量まで分かる!
何やら、路線上を今なお移動しているみたいですが、
遠隔操作で「紛失モード」にすれば、自分の連絡先を
表示させることまで出来るんです。スゴイねー。
結局、電話はかかってこなかったけど、数時間後
幸いにして回収することが出来ました。
元はといえば、自身の不注意から始まったことですが
端末をサーバーに登録しておくことで、こんな追跡も
出来るんだと改めて感心。まさに転ばぬ先の杖ですね。
けれど、お忘れ物にはくれぐれもご用心を!
一生勉強!(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/06/29
当たり前だと思っていたことが実はそうでなかったり、
普段何気にこなしている中にも間違いがあったり、
ものごとを系統的に学ぶ大切さは、そんなところにあるのかも?
昨年から参加している学びの場で得た、私なりの気づきです。
暗黙知から形式知へ。。。
よりよい成果を求めて仕事の進め方を変える。
そのための正しい知識とスキルを身につける。
当たり前のことですが、なかなか一朝一夕にはいきません。
仕事を終えてから遠路はるばる出張るのは結構ハード。
それでも新たな学びと出会いを求めて、都合のつく限り
継続したいと思っています。終了後の宴もね。。。
あー、自動運転してくれるクルマが欲しい!
ん?(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/05/30
当社はナット屋ですが、最近こんなものも作りました。
さて、何でしょう?
ねじで何かが留まっている……ように見えて実は
マグネットなのです。しかも強力タイプ!
ちなみに裏側には社名とウェブサイトの案内が。。。
円いマグネットなら山ほどあるのですが、ん?
何だコレ? と興味を持ってもらえたらしめたもの。
そう考えて作製した当社のノベルティです。
知り合いの樹脂加工屋さんと印刷屋さんの協力を得て
ようやく実現しました。
やはり、ものづくりには柔軟な発想と
それを実現する技術力(+人脈)が欠かせません。
頂き物。(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/04/30
先日、ある方から頂戴したものです。
コレ一体、何だか分かりますか?
写真のアングルが少々悪いのですけど…正解は狸。
「他抜き」という当て字も用いられることから、
競争に勝ちなさい!というエールだと受け止めています。
合格祈願、企業業績、長生き…などもそうかな?
いずれにしても、応援頂けるのは有難いこと。
その思いに応えられるよう、地道に頑張ります。
餅は餅屋。。。(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/03/18
最近、そのことをしみじみと実感する機会がありました。
言葉の意味するところは言うまでもなく…
「何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いということのたとえ。
また、上手とはいえ素人では専門家にかなわないということのたとえ」です。
中小企業診断士という その道のプロから、弊社の企業診断をして頂く機会に恵まれ
今週、その報告会がありました。正直、自社のことなのに知らないことって多いな、
分析のスキルを駆使すれば様々な発見があるものだな…と強く思い知らされました。
両先生、この度は改善につながる数多くのヒントを頂き、有難うございました。
少しずつでも、よりよい会社経営のために役立てて参る所存です。
そして何より、この度のご縁に感謝申し上げます。
奇跡のようなアニメ映画。(カテゴリー: 月刊社長ブログ)
更新日:2017/01/24
○の名は。…も良かったけど、それとは違います。
以前から原作は知っていたのですが、今月ようやく
映画館で観ることが出来ました。
本当に 素晴らしい。。。
キネマ旬報ベスト・テン(日本映画)第1位!
の結果にも驚きではなく安堵の感情を抱きます。
「この世界の片隅に」…
この素敵な映画を見つけてくれて。
関わったすべての人たちに、ありがとう。
日本人にしか作れない奇跡の作品だと思います。
世界中の、1人でも多くの人に観てもらいたい。
出来ることなら劇場で。。。
心からそう思える、超オススメの一本です。